来月12/3に迫ってきましたJJUG CCC 2016 Fallですが、いよいよコンテンツが出そろってきました。全部で48セッション50人以上のスピーカーが集まる日本最大のJavaコミュニティ主催イベントです。ぜひ、下記サイトからコンテンツやスピーカーを確認してください。参加申し込みをお待ちしております! JJUG CCC 2016 Fall特設サイト(http://www.java-users.jp/ccc2016fall/)
日本Javaユーザーグループ(JJUG)は、イベントコミュニティサイトDoorkeeperの利用料金を一括して支払うことで、日本のJavaコミュニティを支援する取り組みを行います。 2016年7月25日に「Doorkeeper料金体系の変更について」 という記事が公開され、利用の有料化がアナウンスされました。また、同日に公開された「主催者の皆さまにご利用料をお支払いいただく理由」 という記事には、 『主催者ご自身にDoorkeeperの運営費をご負担いただくことは、イベント主催者の気持ちに寄り添えない第三者の力を借りるよりも、最終的にはよりよいサービスに結びつくはずだと考えています。』 という理由が記載されています。 JJUGのページは5000人を超す方々が参加をしていますが、本件を受けてDoorkeeperを継続利用するか、それとも他のイベントサイトに移行するかについて話し合いをしました。結果として機能に対して価格が見合うものであるという判断からDoorkeeperの継続的な利用を決定しました。 一方で周辺のコミュニティからは「Doorkeeperからの移行を考せざるをえない」という意見も聞こえてきています。スタッフはボランティアであり、Doorkeeperの利用料を支払うための源泉がないからです。 もちろん、多くのコミュニティは企業からの支援で成り立っています。ただ、それは会場の無償レンタルなど金銭の授受を伴わない形態であることが大半でしょう。たしかにDoorkeeperの利用料は少額ですが、その肩代わりを依頼するというのは様々な側面から簡単なことではないと考えます。 JJUGもボランティアを基本としていますが、一方で、企業の方々にスポンサーいただき、会場レンタルをしてCCCという1000人規模の1日イベントを実施しています(次回は12/3予定)。JJUGのDoorkeeper利用料については、このスポンサー費をあてさせていただきます。 また、このスポンサー費の名目はJJUGへの支援だけではなく、広く「日本のJavaコミュニティへの支援である」と解釈しています。よって、JJUGだけではなくJavaコミュニティが利用するDoorkeeperへの支払いに当てることは問題ないと考えました。 そこで、Doorkeeperの利用を希望するJavaコミュニティについて、コミュニティオーナー権限をJJUGに集約し、その利用料を支払うことで支援を行いたいと思います。 なお、「コミュニティオーナーの変更」は、利用料の一括支払いをするためのDoorkeeperにおける機能上の表現であり、実質的なオーナー変更を伴うものではありません。所属するユーザーや管理者に変化はありませんし、運営にJJUGが関わることもありません。これまで通りコミュニティ同士の連携という関係となります。 以下の資格と条件を確認いただき、該当するコミュニティは、ぜひJJUGに連絡をください。Twitter @JJUG か、メール info[あっとまーく]java-users.jp へご連絡ください。 【参加資格】 ・日本国内での活動を中心としているコミュニティ ・公式JUG(Java User Group) ・公式JUGを目指す団体、もしくは、それに該当するJavaコミュニティ ・JavaVM上で稼働する言語、フレームワークなどのコミュニティ 【参加条件】 ・コミュニティオーナーをJJUGアカウントに変更する(これで支払いをJJUGが行えるようになります) なお、本件についてはDoorkeeperの運営とも相談をして了解を得ております。Doorkeeperの利用料金はコミュニティ数ではなく「同時公開できるイベント数」に応じています。Javaコミュニティのイベントがたくさん開催されるのはとてもうれしいことですし、これによってスポンサーにもJavaコミュニティの活性化が行われていることの証明にもなります。ぜひ、たくさんのイベントを開催していただければと思います。
日本Javaユーザーグループ(以下、JJUG)は、Java EE Guardiansの呼びかけに賛同し、その活動を支援することを表明します。そして、その活動内容を日本のJavaコミュニティに紹介します。 Java EE Guardiansとは Java EE Guardiansは、Java EEの仕様策定において、Oracleの推進力が弱まっていることを懸念し、この改善を目指すための活動です。 ご存知の通り、Javaに関する仕様策定はJCP(Java Community Process)を通じて行われています。Javaのサーバサイド仕様であるJava EEは、現在、Java EE 8の仕様策定に向けて議論が行われています。しかし、Java EE 8の仕様策定は遅延を始めており、そこで中心的な役割を果たすべきOracleの活動量が落ちている状態です。 JJUGで注目しているMVC 1.0においても、仕様策定を推進するスペックリードであるOracle社の人物がメーリングリストへ返信していない状態が続いています。同様な状況が他の仕様においてもうかがえます。 Java EE Guardiansは、こうした状況を懸念して結成され、James Gosling氏をはじめとした多くの人々やユーザーグループが活動への支援を表明しています。 Java EE Guardiansは、現状についてOracleへの改善要求を行い、Java EEの推進は推進力がある企業に移管していくべきである、といった提案を行っています。 より詳しい情報は以下のスライドを確認ください。 なぜ支援を行うのか JJUGは、Java EE Guardiansの呼びかけに賛同し、その活動を支援します。Java EEの活性が失われることは、Java全体の将来にとってよいことではありません。 日本においてJava EE Guardiansの活動を紹介し、OracleがJavaへの注力を弱めているという印象はJavaの未来への不安をかきたてることになるかもしれません。しかし、そもそもJavaはOracleだけのものではありません。Javaを使う人がいるからこそ、Javaは発展してきました。であれば、コミュニティがJavaの現状について懸念を表明し、健全な未来にむけて活動を行うのは重要だと考えます。 なお、この支援表明はJJUGが「Java EEの利用を強く推奨する」という意味ではありません。Javaのサーバサイド技術は多様です。しかし、Java EEがあるからこそJava技術の標準が明確になり、ベンダーも含めたエコシステムが生まれ、より多くのユーザーがJavaを利用する助力になっていることは間違いありません。 JJUGは、この取り組みへの支援を通じて、Java EEだけではなく、Java全体が活性化し、今後も定期的なリリースが行われることを強く望みます。 日本のJavaコミュニティの皆さんへ Java EE Guardiansが活動をおこなっているのは、Javaにおいてコミュニティ活動が健全に機能し、Javaの未来にむけて一致団結しているということを意味します。 ぜひ、この問題に対して議論してください。OracleをはじめとするJava EEベンダーへ話を聞いてみてください。そうした活動がJavaをより発展させるものと信じています。
こんにちは、日本Javaユーザグループ会長の鈴木です。 いよいよ2016年5月21日(土)に日本Javaユーザグループ主催 JJUG CCC 2016 Spring が開催されます。 場所は馴染みも出てきたベルサール新宿グランド(西新宿3分、JR新宿15分)。春なので9:30から総会があり、その後10:00-19:30までセッション(午前4/午後7トラック)、そして、19:30からは懇親会と盛りだくさんの一日となっております。 セッションはタイムテーブルを確認ください。Javaど真ん中から、事例、開発ツール関連、ギリギリJava?というものまで多種多様です。配置は工夫しているつもりですが、今回は最大7多重なので「どうしろと」という感じですよね。頑張って選んでみてください。ちなみに翌週のORACLEさんのJava Day TokyoとMicrosoftさんのde:codeの影響でStephen Chinさん(ORACLE)と川口耕介さん(CloudBees/Jenkins)が来日されております。川口さんはブースも出しているので、よろしければそちらにも。登壇者はいつものメンバーから新しい方もいらっしゃいます。大抵シャイですが、話しかけると喜んで応対してくれるはずです。気になることは直接聞くのが一番です。 SNSに書き込むまでがコミュニティ参加です。予算の都合上、相変わらずWi-Fiはありませんが、ハッシュタグ使ってつぶやいて、家に帰ったら感想ブログをお願いいたします。実は見てますっ。 コミュニティメンバーは昨年4月時点は3300人でしたが、現在では4500人を超えています。実は CCCの参加者の1/3が「初参加」で、30%近くが「20代」です。女性も増えています。Javaに勢いがあるというよりも!?、コミュニティ活動というものが広く認知されてきていると思います。あなたの周りでも「こいつはコミュニティに行かせたいな」という方がいれば、ぜひお誘いください。 セッション参加はこちらから 懇親会参加はこちらから(参加費1000円) 今回のCCCですが、前回までの反省を踏まえて次の取組みを行っています。 ・公募の選考過程をオープンにする 公募セッションの投票ページを公開しました。最終的には幹事会にて決めていますので、必ずしも投票数だけで採択されるわけではないのですが、確実に意見として取り入れさせていただきました。投票ありがとうございます。 ・休憩時間を増やす、でも講演数は変えない 朝から晩までぶっ続けに聞いていると辛い、という声もありましたので、ランチも90分、午後に休憩2回というゆったりスケジュールにしてみました。また、懇親会の開始時間も30分早く(20:00→19:30)しています。一方で、講演数が少なくならないように部屋数を増やし(5→7)、午前中も基調講演から裏番組を用意しました。 ・20分セッションを作る&セッション説明を付ける ありがたいことに「CCCで登壇者デビューしたい!」という声をいただくのですが「50分は厳しい」ということで20分枠のセッションを作りました。講演初心者枠あるいはニッチネタ枠として使っていきたいと思います。好評であれば増やすことも考えます。あとセッションページにはセッションのカテゴリと難易度とかも付いていますのでご参考ください。 ・ブースに遊びに来やすくする ブース出展は4社ですが、今回はコーヒーコーナー、スタンドテーブル、電源ブースなどを設置して、より便利にしてみたいと思います。また、昼にはランチタイムライトニングトーク(LTLT)を開催しようと思います。もう少しで公募が始まると思いますので、ぜひエントリしてみてください。 その他、運営側としては細かい改善をしており、より円滑な進行を目指しております(スタッフTシャツ作りました!)。ボランティアスタッフも増えてはいますが、至らぬ所あればコミュニティ精神でサポートください。気になることがあれば忌憚のない意見をアンケート等に寄せていただければと思います。全てを次回で改善できるわけではないですが、できる限りのことをしていきたいと思います。 また、「コミュニティの手伝いをしてみたい!」という方は、ぜひスタッフにお声がけください。SNSやアンケートなどでレポートをしてくれるだけでもありがたいですし、イベントのお手伝い(ボランティアスタッフ)や改善提案もうれしいです。そうやっているうちに幹事としての運営側に参加いただければと思います。 最後になりますが、今回はスポンサー13社、ブース4社に協賛いただいての開催となります。初めての参加がウルシステムズ様、NTTデータ様、オープンストリーム様、スマートニュース様、U-NEXT様、CloudBees様となります。どの会社様もJJUGを応援したい!と言っていただき感謝しております。 では、会場でお待ちしております!
<イベントは終了しました。資料を公開しています> JJUG 会員のみなさま、 いつも大変お世話になっております。 JJUG 事務局です。 本メールは、JJUG ナイト・セミナー開催のお知らせです。 参加登録(先着順の事前登録制): 3月のナイトセミナーはJava製のオープンソースプロダクトを特集します。 Java製OSSプロダクトの魅力はソースコードを見れることだけではなく、カスタマイズ性にあります。それぞれのプロダクトに用意された機能をベースに、どういった形でカスタマイズし、活用をしていくのか。それぞれのプロダクトを使いこなしている方にレクチャーをしていただきたいと思います。 ■プログラム・アジェンダ ● Alfrescoでお片付け ~エンタープライズコンテンツ管理って何だ~ (40分) ● オープンソースポータルLiferayの紹介とLiferay IDEを使った簡単ポートレット開発 (40分) ● メッセージングプラットフォーム Zimbra の紹介とその活用術 (40分) 19:00 – 19:40 「Alfrescoでお片付け ~エンタープライズコンテンツ管理って何だ~」 多くの人に馴染みの無いエンタープライズコンテンツ管理の世界。しかし、バージョン管理や強固なセキュリティに則ったファイル管理を行う為には専用のソフトウェアを使うことが近道である。OSSでもあるECMソフトウェア、Alfrescoの導入例および構成、実装について紹介します。 杉本琢磨/株式会社イージフ Alfresco(CMS/コンテンツマネジメントシステム) http://www.alfresco.com/jp 開発者向けAlfrescoのご紹介(2013/03/27 JJUG ナイトセミナー「Java製OSS特集」発表資料) from Takuma Sugimoto 19:40 – 20:20 「オープンソースポータルLiferayの紹介とLiferay IDEを使った簡単ポートレット開発」 JavaベースのオープンソースポータルLiferayとその特徴を紹介します。さらにポータルカスタマイズの中心となっているポートレットの開発をLiferay IDEを使って実際に行い、ポートレット開発の初歩を説明します。 戸谷 剛/株式会社イージフ Liferay(EIP/企業向けポタール) http://www.liferay.com/…
JJUG CCC 2013 Springの開催が2013年5月11日(土)、都内(新宿付近)にて決定しました(場所は2/12に確定後、再度、情報を更新いたします)。 前回に引き続き、今回もCall for Paperを実施いたします。テーマの技術レベルは設定しませんので、多数の方からの応募を期待しております。 応募は完了いたしました。
お待たせしました。下記ページにてCCC 2012 Fallの登録を開始しました。CCC初の休日開催、奮ってご参加ください! JJUG CCC 2012 Fall 開催概要
※応募は終了しております。 JJUG CCC 2012 Fallの開催が2012年11月10日(土)、都内 ベルサール三田にて決定しました。 今回の企画をJJUG幹事会にて話し合った結果、今回初めての試みとしてCall for Paperを実施することになりました。テーマの技術レベルは設定しませんので、多数の方からの応募を期待しております。